2011 5/10

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秋田県曹洞宗青年会・ビハーラ秋田 共同企画  協力:能代印刷所

Tilust

pray, support, and act for TOUHOKU
(東北のために祈りを、支援を、そして行動を)

被災地での支援活動のユニフォームとして、活動 メンバー間の連帯を深め、また被災地住民との信頼 関係の象徴とするため、上記のメッセージを記した Tシャツ作成を企画いたしました。
今企画に賛同していただいた団体・個人の方々に もご購入いただき、復興支援のお気持ちを共有して いただければありがたく存じます。皆様のご理解ご協力をお願いします。

Tシャツ写真 着用時

デザイン:中鉢 富砂子氏 www.fukoblog.com
現在ニューヨークでアートディレクターとして、ロゴやジャケットデザインなどアーティストのアート関連を総合で手がける。
ビヨンセ、マイケルジャクソン等も担当。

当Tシャツには宗派名や団体名など明記しておりません。どなたでもお気軽に着ていただけるデザインとなっています。被災地での活動のみならず、各種イベントの際に、また被災地のご友人への プレゼントに、様々なシーンでご活用ください。

■商品について

価格 2,000円(1枚につき1,100円をチャリティといたします)
ドライメッシュタイプ。 サイズ:S・M・L・LL・3L・4L
(S・L・3Lは完売しました。他のサイズも残りわずかです。)
パソコンのモニタで見る色とは異なる場合があります。Tシャツの色はブルーです。

送料 500円(3枚以下の場合/日本郵便レターパック500使用)
4~10枚は1,000円、11~30枚は1,300円、31枚以上お買い上げの場合は送料無料(全て全国一律)と致します。

◎団体割引は50枚を一口として20%オフ!(100枚以上の場合は応相談)なお、その際は 各サイズ10枚単位でのご注文でお願いします。

振り込み用紙を商品と同梱しお送りします。商品到着後7日以内にお振込下さい。

■収益について
現地の災害ボランティアセンターおよび私達の活動を通じて、「いま必要な、確実に被災者へ届く支援」として活用させていただきます。

■企画・販売
秋田県曹洞宗青年会 http://www.sousei-akita.net/
ビハーラ秋田 http://vihara.main.jp/

■販売協力店
◎秋田市
曹洞宗秋田県宗務所 ムラコシ時計店(千秋公園) 桜竹(将軍野)
◎能代市
いとく能代ショッピングセンター いとく二ツ井ショッピングセンター
市民プラザ(元町)古着屋ストロー(畠町)
◎大館市
いとく大館ショッピングセンター 秋田県北NPO支援センター
◎北秋田市
麦のうた 奈良医院 まちなかトーブ
◎藤里町
ホテルゆとりあ藤里 寝具のさいとう

■ご注文・お問合せ:
〒018-3201 秋田県山本郡藤里町藤琴3 宝昌寺(新川)
TEL 0185-79-1522
FAX 0185-79-1539
注文用紙ダウンロード

またはEメール
vihara@jt.main.jp
題名を「Tシャツ注文」として本文に必要事項「住所、氏名(団体名)、電話番号、サイズ・購入枚数」記入の上申し込みください。

2011 4/8

この度の東日本大震災の惨状に鑑み、これまで阪神淡路大震災以降、地元の北秋田水害(平成19年)等での支援活動に関わった経緯から、当会でも出来る限りの支援を行いたいと思います。
その協議のため、下記の要項にて臨時総会ならびに被災地報告会を行なわれました。

日時:4月23日(土)
午後3時~ 臨時総会(会員のみ)
午後4時~ 被災地報告会(一般公開・参加無料)
会場:倫勝寺(能代市仁井田白山) ℡ 0185-58-2302
報告者:ビハーラ代表 新川泰道 ・ 同会員 富樫善明

新川代表挨拶

新川代表挨拶

総会においては、震災に対してビハーラの支援活動ガイドラインを定め、「東日本大震災 復興支援プロジェクト」の立ち上げ、またそのリーダーとして北秋田市耕田寺、佐々木賢龍師が就任しました。

また、支援活動の為の補正予算案が可決されました。

さらに、会の名称に付いて審議が行われ、これまでも「ビハーラ」という語句や他団体との誤認があったこと、またこの度の震災対応に当たって秋田県の団体であることを謳う必要から、「ビハーラ秋田」と改称することに決定しました。

1104237

総会終了後、「被災地報告会」と題し、現地に赴いたビハーラ代表新川泰道氏、秋田市赤十字青年奉仕団委員長の富樫善明氏、医療支援活動に赴いた北秋田市奈良医院の奈良正人氏から、プロジェクターによる映像とともに報告が行われました。

報告会の様子

報告会の様子

富樫善明氏

富樫善明氏

凄惨な映像に息をのむ

凄惨な映像に息をのむ

奈良正人氏

奈良正人氏

医療支援活動

医療支援活動

意見交換

意見交換

震災直後の映像、被災地の様子、そして約1ヶ月後の映像、現状。それぞれに被災地、被災者の抱える様々な問題が報告され、息をのむばかり、「空いた口が塞がらない」(参加者)会場内でした。

今必要なことが刻々と変化する被災地に於いて、ビハーラ秋田としてできること、やるべきこことは何か、迅速かつ的確な行動が求められるとのことで、会員は身の引き締まる想いで気持ちを新たにしました。

■この度の大震災に関して

未曾有の大災害となった「東日本大震災」に関する連日の報道には、皆様も心を痛めていることと存じます。何か出来ることがあれば、と多くの方々がお思いになってらっしゃることでしょう。また、被災地から離れた方々も、この震災で日常生活やお仕事など様々な影響をお受けになっておられることと思います。

この数週間、二度ほど被災地に足を運ばせていただきました。それにまつわる諸事のため、皆様へのお便りが遅くなりましたことをお詫びいたします。
当会会員の多くも同様に、被災地に赴いております。現地の惨状は、テレビで見る以上に凄まじく、また被災者の苦難や大切な人を失った多くの人々の悲しみは深く、大きなものがあります。
私達は無力な人間であることを自覚し、被災地に迷惑をかけないよう可能な限りの配慮をしつつ現地に向かったつもりですが、その中でもわずかながら、私達ができることの可能性を見出してきました。
また秋田県内には、被災地から縁故を頼って、また見知らぬ土地にも関わらず多くの被災者が身を寄せております。被災地へ赴くだけでなく、そういう方々への支援や情報交換なども、重要な務めではないでしょうか。

私共は非常時だから何でもあり、とは思いません。むしろこのような時こそ、足下を固めて日常の務めを果たして参りたいと思いますが、災害時は被災地の内外共、常に“非日常”を少しずつ
“日常”に戻していく地道な作業の連続です。その過程の中で、私達も日々のありようを見つめ直し、これまでの至らぬ点を再発見していくことでもあると考えます。

少なくてもこの一年は、この度の震災に関する活動に特化されることも予想されますが、もちろん当会の多くの方々が被災地へ赴くことは出来ないと思います。「“いのち”を見つめる」との主旨を掲げてきたビハーラとしては、会員の皆様でお気持ちを一つにしていただき、被災者への支援を通じて、結果として私達自身に大きな“学び”や“気づき”をもたらす機会として、当会の関わりを考えていきたいと思っております。
何卒ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

合掌

pray,support,and act for TOUHOKU!
ビハーラ代表 新川泰道 拝

2011 3/1

藤里町 宝昌寺住職 新川泰道

当会結成以来、長らくお務めいただいた袴田代表の後任のご指名をいただき、今年度よりビハーラの代表に就かせていただくこととなりました。浅学非才の身でありながら諸先輩方を差し置いて大変僭越ではありますが、精一杯務めさせていただきますので、今後とも会員皆様のご指導ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

ビハーラは、仏教の立場から医療や福祉、生老病死に関わる“いのち”の諸問題を考え、実践しようという主旨により今日まで活動を続けてまいりましたが、少子化や過疎化、経済不況など私たちを取り巻く環境は年々厳しくなっておりますことはご承知の通りです。また“無縁社会”との語が飛び交う現状は、都会だけではなく今や地方にも忍び寄りつつあります。お釈迦様が説かれた「縁起」の教えを頂戴している私たちにとっては忸怩たる思いですが、さまざまなご縁の中で生かされていることが実感できる地域や社会であってほしいと願わずにはいられません。

そんな中、近年は活動の停滞や各行事への参加率低下が指摘され、ビハーラの存在意義や魅力も薄らいでいるように思われるかも知れませんが、この会が曲がりなりにも18年間の活動の中で培ってきた積み重ねは、今のような時代にこそ地域や社会が抱える課題に対して、まだまだ力を発する可能性を秘めているものと信じております。

当会ではこれまで、どちらかというと「お寺を飛び出そう!」というベクトルが強かったように思いますが、宗派や個々の寺院の枠を越えつつ、「お寺」が持つ空間や人・もの、歴史的・文化的背景による潜在能力を掘り起こし、真の意味でビハーラの語源でもある「安らぎ」「息ぬき」の場となり得るために、今こそあえて「お寺に還ろう!」というコンセプトで今後の方向性を考えているところです。

同時に、従来の病院や福祉施設での活動はもとより、昨年から実施している「喫茶店での法話・語り合いの会」のような、気軽に仏教やビハーラの考え方に触れてもらう機会も継続していきたいと存じますので、お寺の内外での活動を両輪として充実できればと思います。

宗教離れ・寺離れとの指摘がなされて久しい昨今ですが、それらの現状に対して特効薬はありません。日々の務めを真摯に行い、檀信徒や地域の方々に誠意を持って接することが第一義であることは重々承知のつもりではおりますが、ビハーラという枠組みだからこそ可能な「お寺で元気になる・お寺が元気になる」指針を見出せるよう皆様からお力添えを賜りたく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

合掌

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