

あいにくの冷たい雨、また連日のクマ目撃や人身事故による騒動で外出も控えがちになりそうな今日この頃ですが、約150名(2回上映)の方々が本作品をご覧になりました。
戦中は従軍看護婦として、戦後は劣悪な保健・衛生環境の改善に奮闘した青森県の伝説的な看護婦・花田ミキさんは「命を阻むものは全て悪」との信念から、戦地で負傷兵の看護、戦後はポリオの集団感染発生時の対応や、当時の青森県が乳児死亡率全国ワーストだった状況を打破するための運動など懸命に取り組まれました。
当時の医療資源や知識の不足、結核患者や妊産婦への偏見が根強く、過酷な状況に置かれた女性達に寄り添い、古い価値観にとらわれた男性達と時に激しい意見を交わしながら尽力される姿に、多くのご来場いただいた皆さんは感銘を受けておられたようで、上映後は涙を抑える様子も…。
上映後の鎌倉幸子プロデューサーからは「五十嵐監督自身が子供の頃、電車内ではしかによるひきつけを起こし、偶然乗り合わせていた花田ミキさんに命を助けられた」というエピソードから、映画の道に進まれ数十年経ってあらためて花田さんへの恩返しと、その生涯を映画にしたいという情熱からこの作品が完成した経緯など、皆さん熱心に聴き入っておられました。




また会場外では「ねこのお家」のキッチンカー(鹿角市)も大好評!
体にやさしい薬膳カレーや手作りスイーツなどが大人気、上映前のランチに、テイクアウトされる方も大勢いらっしゃいました。
会場となった御成座さんには、なんと手書きの立て看板もお目見え!様々な面でご配慮いただき、感謝申し上げます。
ご来場いただいた皆さま、ご後援いただいた各団体の皆さま、そして昨日まで能登・輪島市での活動を終えて秋田までお越しいただき貴重なトークをいただいた鎌倉幸子さん、ありがとうございました!

映画『じょっぱり 〜看護の人 花田ミキ〜』上映会
期日
令和7年11月9日(日)
時間
上映1回目 / 開場12時・上映13時・上映後プロデューサー鎌倉幸子氏トークショー
上映2回目 / 開場15時15分・上映16時
映画90分
会場
御成座(オナリ座)秋田県大館市御成町1丁目11-22
※ 駐車場は近隣の「秋田犬の里」駐車場(無料)をお使いください。(すぐ向かいの空地は私有地につき駐車禁止)
チケット
一般1,000円、学生500円、小学生以下無料
※ チケット1枚につき上映1回ご覧いただけます。(入替制・全席自由)
前売りプレイガイド
御成座、いとく大館ショッピングセンター、いとく鷹巣ショッピングセンター、日活書店(鷹巣)
後援
大館北秋田医師会 / 大館市社会福祉協議会 / 北鹿新聞 / 大館虹の会 / 北秋田虹の会 / (株)ジェイエイ大館・北秋田葬祭センター
お問い合わせ
ビハーラ秋田事務局 090-9034-1229
当会は平成4年に結成以来、仏教(超宗派)の立場から終末医療や高齢者福祉、尊厳死、脳死・臓器移植、自殺、自然災害など“いのち”に関わる現実的な問題を、医療者や福祉関係者、およびそれらに関心のある一般の方々と共に考え、実践してまいりました。
戦中は従軍看護婦として、戦後は劣悪な保健・衛生環境の改善に奮闘した青森県の伝説的な看護婦・花田ミキさんの生涯を描いた映画『じょっぱり -看護の人 花田ミキ』は、コロナ禍、ウクライナ・ガザ侵攻など世界各地で止まない戦火の現状などを経て、今の時代にこそ意義のあるメッセージを持つ作品です。全国各地でのロードショー公開や上映会で大きな反響を呼び、当地でも多くの方々にご覧いただきたく、上映会を企画いたしました。
花田ミキさんは「命を阻むものは全て悪」との信念から、負傷兵の看護、戦後はポリオの集団感染発生時の対応、当時の青森県が乳児死亡率全国ワーストだった状況を打破するための運動、看護婦・保健婦の育成など懸命に取り組まれ、現代の看護師や保健師の活動にも大きな影響をもたらした存在です。
この映画を通して“いのち”を守ることの尊さ、大切さを多くの方々と共に考えていきたいと存じます。
映画公式ページ
https://hanadamiki.com/
「ビハーラ秋田 結成31周年記念公開講座」
無事に円成いたしました。連日の雨が開場直前に晴れ間も見えたとはいえ、お足もとの悪い中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
はじめに当会の31年間の活動をスライドショーとしてご覧いただきました。
代表の新川によるあいさつに続いて、講師のカール・ベッカー先生(京都大学・政策のための科学ユニット特任教授)により「愛する人が他界したら… ~死別の悲嘆とグリーフケアを考える~」と題してご講演いただきました。
死別の悲嘆による影響は、情緒的な面だけでなく医療や福祉にかかる負担を増大させること、経済的な損失をも生じかねない事態にもなり得るという調査結果も見られます。また全国の葬儀社を通じての遺族のアンケート調査によると、葬儀にまつわる何らかの不満が、後に医療機関の受診機会や投薬の増加にまで変化が見られ、故人に対して満足のいくお見送りが出来たことによってその後の身心を健康的に保つことにもつながるとの指摘は興味深いものでした。
コロナ禍以前から、いわゆる「家族葬」、お葬式の過度な縮小傾向が見られていましたが、それが遺された人々の健全な立ち直りにはマイナス要素にもなり得るという傾向も見られるとのこと。コロナ禍のため多くの参列者を招くことが出来なかった時期は致し方ないとはいえ、この傾向が今後も継続されるのは由々しき事態ともいえます。儀式や瞑想、読経などによる悲嘆を軽減する効果にも触れられ、また中陰供養など時期ごとの供養の場で人々が集い、お茶を飲んだり会話することで死別の立ち直りを支える重要性など、古来からの宗教文化の大切さを熱っぽく語っていただきました。
ご来場いただいた多くの方々も頷きながら熱心に聴き入っておられ、ご自身の体験と重ね合わせながら耳を傾けていらしたことでしょう。
今企画に際してご後援いただいた各団体の皆様、ご協賛ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。



愛する人が他界したら…
~死別の悲嘆とグリーフケアを考える~
日時:令和5年11月19日(日). 午後1時開場・1時30分開演
参加無料
会場:北秋田市民ふれあいプラザ コムコム 多目的ホール 秋田県北秋田市花園町10-5
(施設内託児可能 要事前申請「ねまーる広場」0186-84-8560)
講師:カール・ベッカー氏
アメリカイリノイ州出身。ハワイ大学イースト・ウエスト・センター大学院哲学研究科修士 課程を修了、同大学院哲学研究科博士課程を修了、博士号を取得。 南イリノイ大学哲学科助教授等を経て、京都大学教養部助教授、同大総合人間学部助教授・ 教授、同大学院人間・環境学研究科教授、同大こころの未来研究センター教授などを歴任。 2017 年より京都大学政策のための科学ユニット特任教授に就任。 著書・共著に『愛する者は死なない 東洋の知恵に学ぶ癒し』『愛する者の死とどう向き合 うか 悲嘆の癒し』(共に晃洋書房)『生と死のケアを考える』(法藏館)など多数
※当講演は日本語でお話しされます
後援:
北秋田市 / 北秋田市社会福祉協議会 / 北秋田市ボランティア連絡協議会
北秋田虹の会 / 秋田県看護協会 / 大館北秋田医師会
㈱ジェイエイ大館・北秋田葬祭センター / 日本BBS連盟能代地区
秋田魁新報社 / 北鹿新聞社 / 北羽新報社 / 秋北新聞社
浄土宗秋田教区 / 臨済宗妙心寺派東北教区第二部宗務支所
日蓮宗秋田県宗務所 / 曹洞宗秋田県宗務所
曹洞宗秋田県第9・10 ・11・18教区 / 秋田県曹洞宗青年会
「ビハーラ秋田 結成31周年記念公開講座」
開催にあたって
ビハーラ秋田代表 新川泰道
これまで当会は、仏教(超宗派)の立場から終末医療や高齢者福祉、尊厳死、脳死・臓器 移植、自殺、自然災害など“いのち”に関わる現実的な問題を、医療者や福祉関係者、およ びそれらに関心のある一般の方々と共に考え、実践してまいりました。
病気や事故、自死、自然災害などで大切な人との別れを経験した方への「グリーフ(死別などの悲嘆)ケア」も、私たちにとって重要な課題でした。
更に近年は「コロナ禍」により、会いたい人、会うべき時に会えないといった状況も度々 だったことでしょう。大切な人との別れ、お見送りが望ましい形でなかった時に心身への影 響は後々に現れるとの指摘もあり、それらは個人の問題でもあると同時に社会的な損失にもなり得ます。
医療と宗教の関係やグリーフケア、傷ついた人々の癒しに関して、これまで貴重な提言を なさってこられたカール・ベッカー先生をお招きし、私たちは大切な人との関係性とその死 別体験がどのような経過を辿るのか、そしてより望ましい看取りやお見送りとはどういうものか、コロナ禍を経ていま一度、多くの方々と共に考えていきたいと存じます。皆様のご来場をお待ちしております。
ビハーラ秋田結成25周年記念フォーラム

当日は時期より早い雪の降る日となりました。
沢山の方においでいただき、おかげさまで盛会となりました!
ご参加頂いた皆さま、そしてご協力頂いた皆さまに深く感謝申し上げます。
講師:上田紀行氏

ディスカッションの様子

ロビー・書籍販売

スタッフ一同記念写真

日 時 平成29年11月19日(日)午後1時開場・2時開演
会 場 北秋田市文化会館 大ホール
入場料 1,000円(当日1,200円)※高校生以下は無料
基調講演
「今、ここに生きる仏教 ~生老病死とケアの力~」
上田 紀行 氏(東京工業大学教授、リベラルアーツ研究教育院長)
ディスカッション
パネリスト:
久間 泰弘師(福島県 龍徳寺住職、曹洞宗復興支援室分室主事、チャイルドラインふくしま事務局長兼理事)
上田 紀行 氏(基調講演講師)
佐藤 俊晃師(北秋田市 龍泉寺住職、曹洞宗総合研究センター委託研究員)
コーディネーター:
袴田 俊英・当会前代表(藤里町 月宗寺住職)
これまで当会は、仏教の立場から終末期医療や高齢者福祉、尊厳死、脳死・臓器移植、自殺、自然災害など「いのち」に関わる現実的な問題を、医療者や福祉関係者、およびそれらに関心のある一般の方々と共に考え、実践してまいりました。
昨今は「臨床宗教師」「マインドフルネス」などの語が社会的に広く注目され、仏教に対する現実的な社会の要請、期待が高まりつつあります。更には東日本大震災以降、各地の自然災害被災地にて多くの苦悩を抱えたまま、死生観や人間関係、地域のあり方など多くの価値観に影響を及ぼしながらも、未だ課題が山積しています。
当会結成25周年の節目にあたり、日常の医療・福祉、被災地支援など分野を超えた「ケア」にまつわる諸問題と宗教との接点を、いま一度、仏教の立場から広く世に問う機会とし、多くの方々と共に考えていきたいと存じます。
問合先・事務局:
大館市本宮字熊ノ下14 本宮寺内
電話 050-5275-0848
office@vihara.main.jp







