2012 11/9

日時:
11月19日(月)
午前4時鷹巣を出発(その後、秋田自動車道の各ICで適宜同乗)

行先:
大槌町・吉祥寺様、江岸寺様

活動内容:
「きりたんぽ鍋交流会」・行茶活動
※吉祥寺様で仕込み作業後、2グループに分かれて吉祥寺様・江岸寺様にてきりたんぽサービス

午前4時出発のバスは過去最多の荷物と16名の参加者を乗せて大槌町へ向かいました。

江岸寺様での活動

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江岸寺様の裏山から

現地で1名合流し、9名で準備を始め、11時半に開場。開場に合わせて4、5人が来場し、江岸寺方丈様の『どれだけ集まるだろうか』との心配をよそに、ぽつりぽつりと集まった人が、気付けば入れ替わり50人以上となり、午後1時頃には完売御礼となりました。

予定より早目の撤収の中、帰っていく方々の「ありがとう、美味しかった」という声を聞くと、次のヤル気に繋がります。「次回はおかわり分もたっぷり用意してきますよ」と伝えて、道中昼夜兼用の食事を取り、帰宅の途につきました。

個人的には約1年ぶりとなる大槌町でしたが、あまり変わらない様に見えながらも、再開したショッピングセンターを見て、ちょっとづつ生活を取り戻していることを感じました。

かろうじて自宅が無事でも、家族や仕事を失い被災の苦難を味わっている方が大勢おり、「仮設にばかり支援が偏っていないか」との声を受けて、お寺を場とした地域の交流を増すための試みとして江岸寺様・吉祥寺様の賛同を得て今回の企画と相成りました。
両寺院にご理解ご協力をいただきましたことを、あらためて感謝申し上げます。

 

報告:奥山一英

(秋田県曹洞宗青年会との共催)

 

現地チラシ:

2012 8/1

この度、下記の日程で、原発事故の被害に苦しむ福島の子どもたちを招いて秋田の自然の中で思い切り遊んでもらおうと、藤里町のぶなっこ教室に於いて標記の企画が行われました。

白神山地・岳岱にてトレッキングに出発


ガイドさんのおはなしをききながら


手つかずのブナ林を歩く。清々しい空気を浴びる。


1時間半程の行程。奥に行くにつれて険しく。


近くのキャンプ場にて昼食、記念写真。


白神の清流・藤琴川にて川遊び。


「福島ではできない」とはしゃぐ子ども達


魚取りに興ずる


朝はお寺でしっかり坐禅


福島、藤里の和太鼓チームによる演奏会


素晴らしい技術と迫力で盛り上がりました。

連日の猛暑の中で少々バテ気味ながらも、白神の緑の中で、とりわけ福島の子達が歓声をあげて笑顔で遊び回る姿に、またものすごいテクニックを駆使し、魂のこもった和太鼓演奏に感動し、あるいは初対面の子同士が打ち解け、じゃれ合う姿に、私たちも心が和みました。

多くの方々にお力添えをいただき、大きな事故もなく無事この企画を終えることができましたことを深く感謝いたします。

img03a企画概要:

原発事故により、外遊びができない、夏に水遊びもできないといった不自由な生活を余儀なくされている福島の子ども達を、今年の夏休みに白神山地へ招待し、ブナ林でのトレッキングや川遊び、和太鼓体験などのプログラムを通じてリフレッシュしてもらいたいとの企画を行います。

白神山地とは…
秋田・青森両県の境に位置し、世界 有数のブナ林を擁する。独特の生態系 が護られ、様々な動植物が生息する。
平成5年、屋久島と共に日本初のユ ネスコ世界自然遺産に認定される。
多くの人々が森林浴に訪れ、太古か らの自然の息吹を感じながら癒しとリ フレッシュ効果を得ている。

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◆日時
平成24年7月29日 (日)~31日 (火)  (2泊3日)
29日 午前8:30 福島駅西口集合 (乗車地点は参加状況により適宜対応します)

日程表

◆宿泊地
白神ぶなっこ教室(秋田県山本郡藤里町藤琴字上坊中86)TEL 0185-79-3130

◆対 象
小学生

あきたスギッチファンド東日本大震災避難者支援応援ファンド助成事業
主催:ビハーラ秋田
主管/白神ぶなっこ教室
協力/秋田県曹洞宗青年会・白神ガイド協会

2012 7/23

当方企画のチャリティTシャツの収益は、今後は被災地の中小自営業者や商店の再建など、現地の経済復興にも微力ながら活用していただきたいと思い、各方面にご協力を呼びかけているところです。

そんな折、大槌サッカークラブ・ジュニアの試合用ユニフォームの支援を、という声が寄せられました。津波で自宅が全壊した子どもがチームの半数以上を占め、親や親族を亡くした子どもたちも少なくありません。自宅とともにサッカー用品も全て流されてしまい、試合用のユニフォームがありません。

私どもではこの要請にお応えすべく、当面は上記Tシャツの収益から同サッカークラブのユニフォーム新調に協力させていただきます。被災から再建したスポーツ店を活用しつつ、子ども達への支援と被災地の経済復興を兼ねた試みです。

Tシャツご購入→被災地の業務再開した印刷屋さんとスポーツ店を支援→子ども達のユニフォーム調達に協力
という二重、三重の支援に、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。

大槌サッカークラブ・ジュニアの平舘監督(中央)

大槌サッカークラブ・ジュニアの平舘監督(写真中央)とお会いしました。子ども達思いの熱いハートの方です。
津波で亡くなった子や転校を余儀なくされ、また練習環境も満足にはいかない中で、子ども達は来月の大会に向けて一生懸命練習しているとのこと。

また私たちのTシャツからの支援に対して、ユニフォームの袖の部分にTシャツのデザインを取り入れてくださるとのこと、決して恩着せがましいことをするつもりはなかったのですが、多くのご協力いただいた方々にも、ユニフォームができあがった時に嬉しい報告ができるのでありがたいことです。
ユニフォームはお盆までに仕上がるとのこと、今から完成が楽しみです。

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大槌サッカークラブ・Jrの子ども達から、ユニフォーム支援にちなんでのメッセージを寄せ書きにした色紙をいただきました。

**** 9/1追記***
ユニフォームが出来上がり、画像を頂きました。

キーパー用

支援の証にと、Tシャツのデザインを入れて頂きました。支援の証にと、Tシャツのデザインを入れて頂きました。

9/1,2の県大会にこのユニフォームで臨みます。健闘を祈ります!

***9/9追記***

当会のチャリティTシャツから支援させていただいたユニフォームを身にまとい、大槌SCは先日県の大会に出場してきました。
予選リーグは惜敗続きでの2勝3敗で、残念ながら次の決勝トーナメントには進出できませんでしたが、今後の活躍を期待しています!

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