「東日本大震災復興支援チャリティTシャツ」の収益から100万円を「いわてを走る移動図書館プロジェクト」の活用にと、お届けしてまいりました。
このプロジェクトは、震災で建物や蔵書、また図書館職員が甚大な被害を受けた三陸沿岸の各地で、移動図書館車にたくさんの本を積んで仮設住宅や集会所などを巡回し、本の貸し出しを通じて子どもからお年寄りまでが集まる憩いの場づくりとして行われている活動です。
http://sva.or.jp/iwate/
この度は、大槌町での活動の拠点となる「かねざわ図書室」（旧・金沢小学校）のオープンイベントが2月5日に行われ、その運営のお手伝いに伺った際 に、シャンティ国際ボランティア会（SVA）の若林恭英会長、SVA岩手事務所の古賀東彦所長に収益金(目録)をお渡しさせていただきました。
このイベントでは、「なごみ寄席」と題して桂歌若師匠の落語や鏡味初音さんによる太神楽、大槌在住のシンガー・RIA＋ノリシゲのライブの他、豚汁 の炊き出しや綿あめ・ポップコーンのサービス、また北秋田市での雪祭りイベントの際に子ども達が作ったチョコレートのお菓子をお預かりして来場者に振る舞 うといった内容で、大勢の地元住民が訪れました。
現地では小説や絵本などはもとより、料理や編み物などの実用書も被災後の生活に重宝がられているとのこと、この移動図書館活動は今後も現地の学校関係者や教育委員会等とも連携しながら、息の長い活動を展開していく予定です。
