2011 11/22

11/21(月) 岩手県大槌町 赤浜・小槌・大槌仮設住宅にて。
活動内容:行茶・表札書き
活動者:(秋田県曹洞宗青年会と共催)
僧侶は新川代表、久米弘道師、渡辺紫山師、奥山一英師、佐々木孝洋師、近藤俊彦師、佐藤善廣師、山田俊哉
他参加者6名(新聞記者含)の計14名。岩手曹青6名、SVAスタッフ6名。

レポート:

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午後3時にバスで鷹巣を出発、能代・鹿渡・秋田・横手で参加者を載せる。途中横手付近の高速道で積雪の為、予定より遅れる。
午前9時15分に大槌町吉里吉里の吉祥寺様に到着。震災物故者追悼供養を行う。
吉祥寺方丈様とご挨拶し、その場で岩手曹青、SVAスタッフと合流。打ち合わせの後、二班に分かれる。

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10時半頃より活動開始。午前中A班は赤浜第三仮設、B班は小槌第8仮設の集会所にて活動。
11時より会長と泰道師は山田町役場へ向かい基金への寄付贈呈式。

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B班は開始直後より女性の方が複数表札書きを注文に来る。
19日にSVAの移動図書館で事前に今回の活動をPRしてくれていて、その成果が見える。
SVAの女性が表書きをし、紫山師がサービスで裏に仏画を描く。大変好評。
「もったいなくて貼りたくない」とも言われるが、お守りだから、とほとんどの方がホットボンドで玄関に設置。
表札のラッカーの乾きを待つ間、お茶やコーヒーを飲みながら、仲間同士で歓談する姿が目立つ。
春、夏よりも、仮設内のコミュニティーができてきている感じがする。
毎回ボラ参加してくれる秋田の女性、藤原さんが行茶の傍らでハンドマッサージ。女性同士、しっとり話し込む。

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12時で撤収、移動バス内で昼食を取る。

午後はA班は赤浜仮設、B班は大槌第7仮設。B班は1時前より活動開始。
台湾の支援物資(冬物衣料)が広場で配給されていた。今回は初めて整理券が配られた様子。外部の人が勝手に受け取りにくることの防止の為とのこと。

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青いのぼりは今回新たに用意。「お茶っこサロン ビハーラ秋田」

午前中と同様、表札書きを頼みに来る人が多数。出来映えに感激される。
こちらも出来上がりを待つ間に行茶。津波の様子を詳しくお話されたり、7月の江岸寺様での供養のお話をされる方も。
こちらもお仲間が多く、また「何号室の誰それ」と話し合っていたり、仮設内の繋がりがだいぶ出来てきている様子が見受けられる。
集会所の隣の仮設店舗の商店主さんが、表札の出来映えに感動し、紫山師に大きな看板を2枚注文。即興で仕上げる。

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結果、A班B班合わせて70-80枚程の表札を作った。大変好評であった。
「今後、家を建てたときのために」と言う声も有り、未来への”張り合い”を作る事ができた。
A班では壁材の為にホットボンドの取り付けに難儀した。

3時頃に撤収、3時半にA班B班合流し、帰途へ。
5時半ころに遠野の「まるかん」にてジンギスカン!お店のご好意でペットボトルのお茶をお土産に頂く。

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各ICで参加者をおろし、鷹巣着夜11時頃。