2011 11/30

○日時:12月12日(月) 午前3時鷹巣を出発予定
(その後、秋田自動車道の各ICで適宜同乗)

○行先:午前の部:大槌町・吉祥寺様、午後の部:山田町・龍泉寺様
(詳細な行程は後日ご連絡いたします)

○活動内容:行茶活動およびNPO法人「蜘蛛の糸」理事長・佐藤久男氏による仕事や経済問題の相談
NPO法人「蜘蛛の糸」の活動については下記もご参照ください。
http://www.kumonoito.info/

○持ち物:当日の朝食、軍手、タオル、着替え等
季節の果物や各地の銘菓などあると、なおありがたく存じます
住民との交流の際に活用させていただきます

今回は経済問題や仕事に端を発する中高年男性の自死への懸念から、吉祥寺様・龍泉寺様よりご提案をいただいて立案された企画です。
これまでの「祈りの集い」等での秋曹青の蓄積が、この度の震災被災地でも必要とされつつあります。
皆様のご参加ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

先回好評をいただいた仮設住宅用の「表札書きボランティア」も実施の予定です。
書き慣れた小筆をご持参いただければありがたく存じます。

第6回ボランティアバス概要

実 施 日 ・・・12月12日(月)
行 き 先 ・・・吉祥寺様(大槌町吉里吉里)・龍泉寺様(山田町織笠)
活動内容 ・・・「仕事や経済問題の相談会」および行茶活動、「表札書き」
参 加 費 ・・・1,500円(バス代、昼食、お茶代等)
※ボランティア保険未加入の場合は別途500円(各市町村社協で申し込み)

付  記 ・・・トレーナーや長袖シャツの上に重ね着するなど防寒対策の上、可能な限り当会の「チャリティTシャツ」の着用をお願いします

■タイムテーブルおよび活動内容
※降雪の心配もあり、以前より早めの出発となります。ご了承ください。

午前3:00 虹のホール鷹巣出発~二ツ井西トンネル付近PA
3:40 東能代IC出発~秋田自動車道
4:40 秋田中央IC出発
5:30 横手IC出発~秋田道~東北道~釜石道・東和IC~一般道(適宜休憩)
8:30 大槌町着 ローソン大槌バイパス店にて弁当受取、吉祥寺様到着
9:00 「お茶っこサロン」準備(来場者が到着次第サービス開始)・表札書き受付
☆「行茶活動」準備品…急須・コーヒーメーカー・紙コップ・お盆・テーブル・茶葉・コーヒー・砂糖・ミルク・マドラー・茶菓子・菓子器・皿・ゴミ袋など
☆「表札書き」準備品…表札(百枚用意)・筆・砥の粉・墨汁・ラッカースプレー・古新聞・ホットボンド・申込用紙
10:00 佐藤久男氏のお話、引き続き佐藤氏を囲んでお茶っこサロン
午後0:00 撤収・移動(山田町・龍泉寺様へ)・昼食
1:00 「お茶っこサロン」準備(来場者が到着次第サービス開始)・表札書き受付
1:30 佐藤久男氏のお話、引き続き佐藤氏を囲んでお茶っこサロン
3:30 撤収・移動
5:00 遠野・SVA岩手事務所着、夕食(遠野市内、ジンギスカンの予定)
6:30 出発(以降、往路と同じ地点経由) ※鷹巣着…11時頃の予定

☆  昼 食・・・ローソン大槌バイパス店で手配
☆ 持ち物・・・当日の朝食(途中のコンビニ等でも購入可能)、軍手、タオル、着替え(持参できる方は)筆・小さめの硯
☆  SVA様より借りられる物・・・ポット(2リットル・4リットル各3つずつ)お湯入り・車2台(6人乗り・5人乗り)

2011 11/24

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当会作成のチャリティTシャツ収益から、震災遺児支援「鈴木善幸記念教育基金」へ50万円を贈呈させていただきました。

この基金の立ち上げと運営に中心的なご尽力をされているのは、県立山田病院副院長・平泉宣先生(秋田県大館市出身)です。
私どもの活動の中で先生との出会いがあり、そのお人柄と地域医療への信念と行動力に敬意を表すると共に、山田町出身の第七十代内閣総理大臣・鈴木善幸氏の 遺訓である「足らざるを憂えず 等しからざるを憂う」との理念に基づき、今はまだ多くの人々が困難な状況下の山田町ですが、地元の大人達が親を亡くした子 ども達を応援しようとの趣旨に深い感銘を受けました。
震災遺児支援の奨学基金は数あれど、この基金は大組織や著名人に極力頼らず地元主体の運営であるとのお話を伺い、当基金への支援をさせていただくことといたしました。

平泉先生から贈呈式の場をセッティングしていただき、11月21日に山田町役場に伺い、沼崎町長ご臨席のうえ金50万円を贈呈させていただきました。

この教育基金は、山田町をはじめ今後は近隣の大槌・釜石などの子ども達にも順次適用の予定とのこと、震災で親を失い、大きな悲しみを負った子ども達の奨学資金として、未来への希望が閉ざされることのないよう活用されることを願っています。

「鈴木善幸記念教育基金」については、こちらをご参照ください。
http://www.ryushotemple.sakura.ne.jp/others/2011-suzuki_kikinn/suzuki_kikin.html

2011 11/22

11/21(月) 岩手県大槌町 赤浜・小槌・大槌仮設住宅にて。
活動内容:行茶・表札書き
活動者:(秋田県曹洞宗青年会と共催)
僧侶は新川代表、久米弘道師、渡辺紫山師、奥山一英師、佐々木孝洋師、近藤俊彦師、佐藤善廣師、山田俊哉
他参加者6名(新聞記者含)の計14名。岩手曹青6名、SVAスタッフ6名。

レポート:

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午後3時にバスで鷹巣を出発、能代・鹿渡・秋田・横手で参加者を載せる。途中横手付近の高速道で積雪の為、予定より遅れる。
午前9時15分に大槌町吉里吉里の吉祥寺様に到着。震災物故者追悼供養を行う。
吉祥寺方丈様とご挨拶し、その場で岩手曹青、SVAスタッフと合流。打ち合わせの後、二班に分かれる。

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10時半頃より活動開始。午前中A班は赤浜第三仮設、B班は小槌第8仮設の集会所にて活動。
11時より会長と泰道師は山田町役場へ向かい基金への寄付贈呈式。

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B班は開始直後より女性の方が複数表札書きを注文に来る。
19日にSVAの移動図書館で事前に今回の活動をPRしてくれていて、その成果が見える。
SVAの女性が表書きをし、紫山師がサービスで裏に仏画を描く。大変好評。
「もったいなくて貼りたくない」とも言われるが、お守りだから、とほとんどの方がホットボンドで玄関に設置。
表札のラッカーの乾きを待つ間、お茶やコーヒーを飲みながら、仲間同士で歓談する姿が目立つ。
春、夏よりも、仮設内のコミュニティーができてきている感じがする。
毎回ボラ参加してくれる秋田の女性、藤原さんが行茶の傍らでハンドマッサージ。女性同士、しっとり話し込む。

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12時で撤収、移動バス内で昼食を取る。

午後はA班は赤浜仮設、B班は大槌第7仮設。B班は1時前より活動開始。
台湾の支援物資(冬物衣料)が広場で配給されていた。今回は初めて整理券が配られた様子。外部の人が勝手に受け取りにくることの防止の為とのこと。

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青いのぼりは今回新たに用意。「お茶っこサロン ビハーラ秋田」

午前中と同様、表札書きを頼みに来る人が多数。出来映えに感激される。
こちらも出来上がりを待つ間に行茶。津波の様子を詳しくお話されたり、7月の江岸寺様での供養のお話をされる方も。
こちらもお仲間が多く、また「何号室の誰それ」と話し合っていたり、仮設内の繋がりがだいぶ出来てきている様子が見受けられる。
集会所の隣の仮設店舗の商店主さんが、表札の出来映えに感動し、紫山師に大きな看板を2枚注文。即興で仕上げる。

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結果、A班B班合わせて70-80枚程の表札を作った。大変好評であった。
「今後、家を建てたときのために」と言う声も有り、未来への”張り合い”を作る事ができた。
A班では壁材の為にホットボンドの取り付けに難儀した。

3時頃に撤収、3時半にA班B班合流し、帰途へ。
5時半ころに遠野の「まるかん」にてジンギスカン!お店のご好意でペットボトルのお茶をお土産に頂く。

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各ICで参加者をおろし、鷹巣着夜11時頃。