2015
2/28
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2月22日、昨日は当会のセミナーと27年度総会が行われました。
セミナーの講師は会員の村越正道さん、『患者として、家族として』と題して、ここ数年のご自身とお母様の手術や入院を経て医療、福祉、そしていのちについて思うところを語っていただきました。
かつて弟さんからの提供による生体腎移植を受けて、その体験と移植医療についてのお話を伺って以来、当会の活動に貴重なご助言やお力添えをいただいています。
また移植により「いただいたいのちだから、少しでも社会に恩返ししたい」との思いから、さまざまな地域貢献活動も精力的になさっています。
それが数年前に透析が必要となり、お仕事の継続やQOLの維持のためにも、在宅での透析治療のために技術と知識を習得、秋田県内では在宅透析患者の第一号となりました。
その後は体調面でも落ち着き、各方面でご活躍されていましたが昨年秋に、心臓手術を要する状況に。2ヶ月の入院を経て自宅に戻るとお母様が体調を崩され、手術・入院、要介護の身となってしまわれます。
この間の病院や医師、看護師の対応にまつわる喜怒哀楽を語っていただき、参加者一同引き込まれるように聞き入りました。
その後の総会では昨年度の活動・決算報告、今年度の計画・予算案の承認、また今後の方向性などについて貴重なご意見をいただき議論が交わされました。