2014 11/29

期日:12月13日(土)午後2時より午後4時
会場:まちなかトーブ(北秋田市)
お話「療養中の心配あれこれⅡ」 
   中嶋美枝子さん(元 北秋田市市民病院看護副部長)
参加無料

今年最後の「ビハーラcafe」、あいにくの雪ではありましたが和やかに行われました。

中嶋美枝子さんによる「療養中の心配あれこれⅡ」と題してのお話から、参加者各々の体験や身近な看護などにまつわる疑問など、奈良医院院長の奈良正人先生からも貴重なご教授をいただきました。

「在宅での家族の看護・介護では、医療と福祉のサービスの使い分けや見極めが大事。本人も家族も、つらい時は抱え込み過ぎずにまずは身近な窓口へ相談を」との言葉に、ご病気の家族を自宅で支えるという方も、少しほっとされたような表情をされてました。
何より、お医者さんやナースとお茶を飲みながら気軽に話せる場があるということが大切なのではないかと、あらためて感じるひとときでした。

最後には、奈良先生によるお得意のマジックも披露していただきました。

以下行事詳細

今年最後の「ビハーラcafe ~がん患者と家族のサロン~」を行います。
チラシに記されているような状況にある方、もしくはかつての患者のご家族(つまりご遺族)の方、あるいはがんに限らずご家族の重いご病気で看護にご苦労されてる方など、ご遠慮なくお越し下さい。

前回に引き続き「療養中の心配あれこれⅡ」と題して、中嶋美枝子・当会副代表(元・北秋田市市民病院看護副部長)からお話いただいた後は、参加者同士で実体験を伺いながらコーヒーやお茶と共に意見交換・情報交換の場にしていただければと存じます。

また会場となる「まちなかトーブ」様では、例年3.11に向けて被災地へお届けするためのキャンドル作りを行っています。この日も、そのご紹介の時間を予定しています。

年末のご多用な時期とは思いますが、多くの方々のお越しをお待ちしております。

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2014 11/19

ビハーラ公開講座
「1000年後の未来へ -3.11保健師たちの証言-」
上映会@能代

1000年後

11月16日、標記行事が能代山本広域交流センターで行われました。(行事詳細は下記)

上映に先立ち、今年7月に大槌町で上映会を行った時の実行委員長の東梅守・大槌町議会議員さんよりご挨拶を頂きました。
映画上映の後、映画にも出演されている鈴木るり子さんの講演が行われました。震災時の保健師の活動、これからの課題についてお話され、被災地の為に今後も支援をお願いしたいとお話しされました。会場には地域の保健師の方も多く来られ、熱心に耳を傾けていました。
最後には当映画のエンディングテーマを柴田晃一さんが熱唱!大きな拍手が起こりました。

能代山本広域交流センター

能代山本広域交流センター

 

新川泰道 ビハーラ秋田代表挨拶

新川泰道 ビハーラ秋田代表挨拶

 

ゲスト 東梅守 大槌町議会議員

ゲスト 東梅守・大槌町議会議員

 

司会 高島樹子(地域振興局)

司会 高島樹子(地域振興局)

 

映画上映

映画上映

 

講演・鈴木るり子さん

講演・鈴木るり子さん

 

講演の様子

講演の様子

 

柴田晃一さんによる映画エンディングテーマ披露

柴田晃一さんによる映画エンディングテーマ歌唱

 

監督・都鳥伸也氏

監督・都鳥伸也氏

 

制作・都鳥拓也氏

制作・都鳥拓也氏

 

スタッフと記念撮影

スタッフと記念撮影

・主催:ビハーラ秋田
・後援:秋田県山本地域振興局福祉環境部、能代市、能代市教育委員会、能代市社会福祉協議会、秋田魁新報社、北羽新報社

・日時:11月16日(日) 午後1:00開場・1:30開演
・会場:能代山本広域交流センター 多目的ホール
・入場料:500円(当日600円 高校生以下は無料)
・チケット取り扱い所:能代市文化会館、こども未来ねっと(佐藤)、能代市社協、夢工房 咲く・咲く、秋田県山本地域振興局福祉環境部(以上 能代市)

・内容
 1,主催者あいさつ
 2,来賓あいさつ
 3,映画上映(約100分)
 4,鈴木るり子氏 講演
   終了(午後4時を予定)

これまで当会は、仏教(超宗派)の立場から終末医療や高齢者福祉、尊厳死、脳死・臓器移植、自殺、自然災害など“いのち”に関わる現実的な問題を、医療者や福祉関係者、およびそれらに関心のある一般の方々と共に考え、実践してまいりました。
また3年前に発生した東日本大震災では、多くの尊いいのちが失われ、悲嘆と絶望に打ちひしがれました。更には、東京電力福島原発の事故がもたらした被害と住民の苦悩は、直接間接見聞きするにつけ、心を痛めずにはいられません。私共も微力ながら被災地支援に関わってまいりましたが、まだまだ多くの課題と困難が山積したままです。未だ先の見えない不安を抱えて日々を過ごしている人々を思うと、同じ東北に住む者として何らかの責務を感じます。

本作品では、鈴木るり子氏(岩手看護短期大学教授・元大槌町保健師)をはじめ「保健師」の活動を通して震災当時の状況を再確認すると同時に、住民の身心の健康を守るために何が必要か、また「地域を支える」とはどういうことかを共に探る機会といたしたく存じます。
また今回は鈴木るり子氏をお招きし、保健師活動から震災を経て“地域の未来”をどのように築いていくべきかを更に詳しく伺いたいと思います。

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・映画の概要

2011年秋、保健師の菊地頌子さんは東日本大震災の被災地を巡り、その当時の様子を記録する活動を進めていた。本作品に登場するのは宮城県石巻市、岩手県大槌町、そして福島第一原子力発電所の事故により、住む土地を離れなければならなかった福島の9つの市町村。
保健師という仕事を通し、彼女たちが何を感じ、どんな行動をしたのか?そして、1000年に一度というこの災害から私たちは何を学び、1000年後の未来へ何を残せるのか?各地域の保健師たちの証言から、住民の伴走者として、人を支えていく保健師たちの姿を描き出す。
また、岩手県田野畑村で原子力発電所建設の反対運動に尽力し、見事、建設計画を白紙にした保健師の岩見ヒサさんへの貴重なインタビューも行われており、反原発の風が起きている今に一石を投じる内容となっている。(同映画公式サイトより)

企画・製作 都鳥伸也|都鳥拓也  監督|都鳥伸也  撮影 都鳥拓也
製作・配給 有限会社ロングラン 映像メディア事業部  2014年
映画公式サイト http://311hokenshi.main.jp/