2014 9/6

日時:平成26年9月6日(土)午後2時〜4時
会場:まちなかトーブ(北秋田市松葉町 9-10)

お話:「療養生活中の心配あれこれ」
元 北秋田市民病院看護副部長 中嶋美枝子さん(ビハーラ秋田副代表)
※入場無料

「がん患者及び家族のサロン」をテーマに行っている今年度のビハーラカフェ。第3回目が9月6日にがまちなかトーブを会場に行われました。

「療養中の心配あれこれ」と題して、当会副代表の中嶋美枝子さんを中心にお話を進めるなか、参加者の実体験を伺いながら活発に対話が行われました。

病院側の感覚や認識と患者・その家族の意識には大分違いがあること。どちらかといえば、男性は検診や診察でもなかなか症状や日常の違和感などを伝えることがすくない。病院は患者からの情報がないと、積極的に病気を探ることはしない(出来ない)ので、どんな小さなことでも本人・家族は伝えるべきこと。病院批判をしているのではなく、病院にかかる我々がちょっとした意識を持つことで最大限活用出来る。

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参加者の一人は、父親のガン発病から両親の通院や介護から、普通のサラリーマンは出来なくなったこと。いまでは福祉サービスを利用しているが、当初は妙な罪悪感があったことなどを話して頂きました。介護側の「それ、あります。」といった話に一同納得な場面が多く、こんな話でも出来る場所があることはありがた いと感想を頂きました。
介護側も肉体的・精神的に疲れはててしまっては、言動に余裕がなくなります。家族、親族、地域に理解・協力が得られる社会が当たり前出会ってほしいと思います。

このカフェも継続が一番重要と、再確認しながら第3回を終えました。次回は年内開催を予定しております。

140906