2011 7/2

活動日:平成23年6月30日
活動場所:釜石市仮設住宅(鵜住居、栗林)
活動内容:行茶・支援物資搬入
参加者:
ビハーラ秋田/新川泰道代表、佐々木孝洋会計、柴田寛彦氏、富樫善明氏、山田俊哉事務局
一般参加者15名
秋田県曹洞宗青年会/久米弘道師、鈴木泰賢師、佐藤堅明師
岩手県曹洞宗青年会(OB含)/9名
計32名

ビハーラ秋田と秋曹青との共同企画であるチャリティTシャツはおかげさまで日本各地多くの方にご購入、ご協力いただいており、厚く感謝申し上げます。

報告:
Tシャツ収益の活用第一弾として決まった仮設住宅談話室へのお茶セット(湯のみ・マグカップ・コーヒーメーカー等)の寄贈と、
そのお届けをかねての行茶ボランティア。一般参加者とともにバスで日帰り行程。

朝4時にバスで鷹巣を出発、能代・秋田を経由し、途中物資をバスに積み込む。
釜石ボラセンへ10時10分到着。遠野ボラセンでお茶セットを積み込み運んでくれた岩手曹青会と合流。
秋田からの参加者を3班にわけ、鵜住居仮設AB、CDと栗林仮設に分かれる。
11時頃から準備し、昼食を挟んで活動開始。各戸へのビラ配りをし、お茶セットの開封・洗浄と納める為の食器棚の組み立てから始まる。
今回は被災者へ「新品」のお届け、という点にこだわり、あえて現地での開封となった。

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午後3時まで活動し、釜石ボラセンを4時半に発つ。途中店で夕食をとり鷹巣着午後11時過ぎ。

釜石は雨の天気予報がはずれ、最高気温34度の猛暑。
冷たいものの準備がなかったが、途中参加の佐藤堅明師の持参したかき氷機によるかき氷はやはり大人気。
参加した柴田寛彦氏により血圧測定も行った。また岩手の三浦修悦師による三線演奏、沖縄の唄が大人気。
鵜住居ではABが午前午後と延べ20人、CDが延べ13人程の来室。
栗林では留守宅も多く、また各地より集まった入居者の面識はほぼ無く、来室は2名と少なかった。

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三線C班

来室の入居者が「抹茶を振る舞いたい」と、部屋から茶道用品を持ち出してボラ参加者に振る舞った。
また別の人はお昼にうどんを持ってきて談話室で調理し、参加者に振る舞ってくれた。この度の交流の機会を大変喜んでくれていた。
「この間の人は来てないの?」「また同じ人に来てほしい」という声があり、継続しての交流がしたいようだった。

他の地域ほどではないそうだがハエが多い。アリも多い。

仮設住宅の談話室は普段は鍵が掛かり、鍵は現在はボラセンが管理している。
自主的に談話室を使いたい、鍵の管理を任せてほしいという声が多数。自治会組織の構築を望む声も有った。
鵜住居では同じ仮設に入っていたとは知らなかった旧知の人と今回談話室で再会出来た人がいた。
栗林では隣の人と声をかわす機会もあまり無く、交流の機会を持ちたがっているようだった。
この談話室が持つ役割・可能性・必要性は大きいと皆が感じた。

今回キーコーヒー秋田営業所様からコーヒー豆・シュガー・マドラーなど、
㈱いとく様から社員6名の参加とお茶・ふきん沢山のご提供をいただきました。

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報告者:山田俊哉